航空機整備業
MROJapan株式会社
オープンイノベーションテーマ
取り外し部品の県内修理ネットワーク構築 × 修理不可部品のアップサイクルで拓く、沖縄発サーキュラーMROプロジェクト
- 対象領域・業界
- 自動車整備業、金属・樹脂加工業、建築・建材業、精密機械加工業、製造業(OEM受託加工)、プロダクトデザイン・クラフト系事業者など、「モノを直す・活かす」技術やアイデアを持つ沖縄県内企業
YouTube 【MROJapan株式会社】新規事業案&協働共創パートナー募集説明 (YouTube で動画を開く・新しいタブ) 共創テーマ
- テーマ設定の背景
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航空機整備(MRO)の現場では、整備期間中に取り外した部品を工期内(概ね1か月)に補修して機体に戻すか、新品に交換するかを都度判断している。近年は世界的に航空部品のサプライチェーン影響により、部品価格の高騰化や入手困難な状況が継続している。また、航空会社間での取り合いになっており、部品調達のリードタイム長期化・コスト上昇が業界全体の課題となっている。当社(MRO Japan)においても、整備工期が限られる中、新品調達が整備作業の主流になりつつある。また調達できな場合は、整備作業自体を次回に繰り越さざるを得ないケースもある。 特に客室窓(PAX Window)は、軽量性に優れたアクリル(ストレッチアクリル)樹脂製の部材であり、経年のUV劣化や空気抵抗や塵などの細かな傷や曇り(クレイジング)が蓄積されていく。海外では窓面を研磨・再生することで交換に代えるリペア専門事業者も存在し、軽度の傷・曇りであれば交換せずに再生できることは実績として確立されている。一方、国内・沖縄県内には、こうした航空機部品を専門に研磨・修理を請け負う企業がまだ存在しない。 1か月前後の整備工期中に修理が可能な部品を選定し、沖縄県内企業と修理方法を確立できれば、部品調達リスクの低減と顧客サービス向上を同時に実現できる。さらに、修理が難しい部品については廃棄せずアップサイクル(自社グッズ化等)することで、環境負荷の低減と新たな収益源の創出を目指すため、本テーマを設定いたします。
事業仮説
- 顧客像の仮説
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当社(MRO Japan)に整備を委託する国内外の航空会社、および当社以外へ整備委託している航空会社。特に、部品供給の逼迫や高額な新品購入負担に悩む整備・調達部門を主な想定顧客とする。加えて、アップサイクル商品については航空ファンや旅客向けのグッズ需要も見込む。
- 課題仮説
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航空会社は整備期間中、不具合部品(特に傷・曇りのある客室窓)を新品交換したいが、近年のサプライチェーン逼迫によるリードタイム長期化・コスト上昇により、交換を我慢したり整備工程を繰り越さざるを得ない事情を抱えている。安価かつ迅速な「修理」という選択肢が確立されれば、顧客サービス向上と整備効率化の両方に直結する、航空会社にとって本質的なメリットとなる。
- 現状の課題検証状況
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県内企業への修理委託候補となる部品の選定を進めており、ボリュームや修理難易度を踏まえた品目の絞り込みができている段階。今後は実際の修理可否・品質評価を伴うPoCを通じて仮説を検証していくフェーズにある。
- 事業アイデア
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①リペア:客室窓は、擦り傷や経年劣化による曇りで視界性が低下しやすいアクリル樹脂製の部材である。研磨・バフ仕上げ等の技術により、交換せずに透明度を再生することが可能で、海外には窓面リペアを専門とするMRO関連事業者も存在する。沖縄県内企業の技術力を活用し、この「研磨リペア」を安定的に提供できる体制を構築する。 ②アップサイクル:修理が困難と判断された窓は廃棄せず、素材として再活用する。当社では既に一部を手作業で刻印加工し、航空祭等でノベルティとして販売した実績があるが、これをデザイン性・量産性のある商品として確立したい。海外ではAirbus社の「A Piece of Sky」やLufthansa社の「Upcycling Collection」など、退役機体の窓や部材をインテリア・雑貨として再生する事例もあり、国内での展開可能性を検証したい。
- 自社アセット・強み
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2015年設立、小型機から大型機までを対象とした日本初の独立系航空機整備専門会社(2019年より那覇空港を拠点)。ANAグループで培われた整備ノウハウを継承し、資本金10億円、社員483名(2026年4月時点)。年間60機強の重整備実績や多数のAOG経験(運航修復支援整備)を有し、B777/B787/B737/A320/DHC-8-Q400等幅広い機種に対応するほか、EASA Part-145認証(国内MRO初取得)も保有する。国内外の航空会社との直接取引関係を活かし、修理部品の需要側(航空会社)と供給側(県内企業)を橋渡しできる立場にある。航空機製造メーカー・部品メーカーへの販売網構築についても協力可能。
- 想定する共創の形
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- 県内企業との共同開発(修理技術・工法の確立)
- 当社からの修理ノウハウ・技術基準の提供と、パートナー企業の設備・加工技術の相互活用
- 廃棄部品の削減、新品購入抑制による環境負荷低減
- アップサイクル商品の企画・製造・販売パートナーシップ
例)自社×モノづくりネットワーク沖縄にて、航空機部品の金属加工について先行着手(年内体制構築化)
- PoC で検証したいこと
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- 適正な修理コストの算出(委託量の試算を含む)
- 修理期間の算定(輸送日数を含む)
- 具体的な修理方法・工法の検討
- 完成品の品質評価基準の策定(航空機部品としての安全基準審査を含む)
- 各顧客(航空会社)へのヒアリングや売り込み
募集要件
パートナー企業に求める条件です。
- 求める技術・サービス・ノウハウ
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- プラスチック(アクリル/ポリカーボネート等)製品の研磨・バフ加工技術を持つ企業
- 精密機械加工、金属・樹脂加工、表面処理(コーティング等)に強みを持つ企業
- アップサイクル商品の企画・デザイン・製造(またはOEM)に知見のある企業
- 求める企業フェーズ・規模感
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スタートアップ・地域中小企業から大企業のR&D部門まで規模不問。小規模企業でも歓迎する。 修理手法によっては機械加工やロボットによる自動研磨などの提案も歓迎する。
- 求める実績・提供可能なアセット
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Passenger Window提供数:20~45枚/1機分からスタート 算定式: Q400:PAX Window数 42枚 × 修理発生率(想定)50% ≒ 20枚/機 B737:PAX Window数 92枚 × 修理発生率(想定)50% ≒ 45枚/機 今後の整備機数の推移に応じて、供給ボリュームの拡大を想定 修理コスト目安:新品購入価格帯(Boeing、DH(デ・ハビランド)等)を基準に、コストメリットが出る水準を想定 (参考)DH WINDOW_Pane一式 Price:約15万円(為替影響あり)
- 共創における役割分担イメージ
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修理方法の確立・技術移転は当社が主導し、必要なレクチャーや品質基準を提供する。 パートナー企業には、実際の加工・研磨作業や量産・品質管理体制の構築を担っていただくことを想定している。
- 応募にあたって特別求める提出物
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- 会社概要資料(保有設備・加工技術・実績がわかるもの)
- 樹脂/アクリル製品の加工・研磨に関する実績(写真等があれば尚可)
- 本共創テーマへの参画イメージ・提案内容をまとめた提案書(様式自由)
Partners / パートナー企業
パートナー企業募集開始!
本事業で選定されたホスト企業が掲げる事業テーマに基づき、パートナー企業を募集します。 県内外のスタートアップ・大企業・地域企業を対象に、 事業仮説の検証に最もインパクトを生むパートナーを広く探索します。
募集概要をご確認の上、パートナー企業エントリーシートにご記入ください。 応募フォームにて提出をお待ちしております。
- 募集期間
- 9月14日(月)〜
10月23日(金)18:00締切
- パートナー企業募集概要
- 募集概要(PDF)を見る
- パートナー企業エントリーシート
- エントリーシート(Excel)をダウンロード
- 応募フォーム
- 応募フォームへ進む
- 応募締切
- 令和8年10月23日(金)18時まで
お問い合わせ先
オープンイノベーション創出支援事業 OKINAWA Co-Creation 事務局株式会社アルファドライブ 沖縄支店 琉球アルファドライブ内
担当:迫、梶原
Mail:okinawa-oi@alphadrive.co.jp
〒905-0011 沖縄県名護市宮里1004番地